実力主義でなはい場合の看護師の収入アップ方法

実力主義の業界ならば、成果に比例して報酬も高くなりますが、看護師の仕事は看護師という資格を伴う職種であり、その存在自体に対して報酬が支払われるため、スキルの良しあしによる収入アップがあまり生まれません。

看護師に限りませんが、実力主義でない場合、収入アップする方法は、「労働時間を長くする」か、「労働の時間単価を上げる」かという2つです。
まず1つめの労働時間を長くする方法ですが、副業が認められている病院ならば、週に2、3回、2交代制の夜勤専従バイトを行えば2倍近く労働時間が増えるでしょう。また、イベントナースや健診など短期のアルバイトを行うこともできます。看護師とは全く関係のない、特技や趣味を活かした副業をするという選択肢もあります。

次に時間単価を上げる方法ですが、ただの看護師ではなく、「○○ができる看護師」という付加価値をつけることがポイントです。方向性としては、「管理職を目指す」か「専門職を目指す」かの2つに1つです。どちらを目指した方が良いかは、それぞれの特性によって違います。みんなと一緒に何かをするのが好きな人、人に教えるのが好きな人、周囲に慕われる人は管理職に向いているでしょう。こだわりが強く妥協を許さない人、1つのことを黙々とできる人などは専門職に向いているかもしれません。
専門看護師、特定看護師、認定看護師など特別な知識とスキルを身につけた看護師は、診療報酬制度で優遇されることがあり収入アップが見込めますよ。